仁義なき自キャラ紹介③『TS・神我狩』
- 2013/11/24
- 10:54
今回は以前『(不)完全なる世界』さんで紹介されていた武装伝奇TRPGのプレイレポートという名の自キャラ紹介をしていこうと思います。
『西の交差点』の管理人ワタカレ氏が先日『神我狩』を購入したので今日は公式で配布されているサンプルシナリオを回して遊んでみる事になりました。無論GMは持ち主です。げへへ、うめぇうめぇ。
シナリオ名>> 『ある魔術師の物語』
概要
ある街で頻発する謎の集団失踪事件――……。
天賦の才を持ちながら禁忌を犯した友。心を蝕む邪神、少女の哀しき依頼。
すべては絡み合いやがて真実へと収束する。
これは誰かの幸せを願った魔術師の物語。
これは宿命を背負った、神我狩の物語。
原文とはたぶん多少違いますがだいたいこんな感じのトレーラーでした。
初回なのでまずはサンプルキャラクターベースに回していくことになりました。用意されたサンプルは5つ。
PC①『現代の魔術師』
PC②『銀弾の聖堂騎士』
PC③『黒影の眷属』
PC④『破神の剣豪』
PC⑤『氷の魔人』
今回はPCが四人だったのでPC④の『破神の剣豪』を除く四つのサンプルキャラクターでプレイとなりました。開始時から我々は退魔忍と聞いてもうあのイメージに憑りつかれており、『銀弾の聖堂騎士』の名前を聞いた瞬間に最早私の脳裏には触手に絡みつかれた女騎士の姿がまざまざと浮かんでくる有様でした。
そうした私が選択するPCは必然的に『銀弾の聖堂騎士』以外残されていませんでした。
結果、生まれたのがこの子です。
『何も言わんでくれ、別に趣味でこういう格好してる訳じゃないんだ……、ですわ』




キャラ名 『 アリサ・L・君加瀬 』 性別:女 種族:人間 年齢17才 所属:教会
◆パーソナリティ
経緯:神社、仏閣、遺跡
霊紋の位置:首筋
霊紋の形状:斧
目的:仕事
感情①:ウラベ マサト(親近感)
正直、下ネタとかいっさいなく本当に聖堂騎士と聞いた瞬間にもう触手に陥落するパッツンの女騎士しか出てこなかった。故に私はすぐに聖堂騎士のハンドアウトをとったが中身はいっこうに定まらない。何故この少女は闇社会の幹部(中年)に親近感を抱いているのだろう???この時点では一切キャラ設定も練る事もままならないままシナリオが始まる。
本編が開始すると主人公の親戚の美少女(ヒロイン)がPC②の古い友人の娘という事が判明する。年齢は38歳。17歳の少女の古い友人としてはあまりにも歳が行き過ぎていた。
そうしてPC②アリサのシーンが始まる。どう考えても違和感がありまくりだ。どう考えてもこのPC②枠はオッサン枠だ。
オッサン……、オッサンならば。
シーンが始まると同時に私はモノローグを捲し立て始めた。
『男の名は聖堂騎士ロイド(42)。数多の戦場を駆け抜けた歴戦の勇士であり、敬虔なカトリック教徒でもある。だが彼は1年前、異郷の遺跡にて邪神の罠に嵌りあえなく命をおとした。……その筈だった。』

古い友に相談を持ちかけられるシーン。▼
ロイド「久しぶりだな、成久(←親友)」
成久 「ああ、久しぶりだなロイ……ッえ?」
成久 「え?……誰?(困惑)」
『だが……再び目を覚ました時!彼の肉体は何者かの霊的な伝奇的な力によって……16歳の可憐な少女の姿へと変貌していたのであった……!!』

ロイド「何も言わんでくれ、別に趣味でこういう格好してる訳じゃないんだ……、ですわ」
成久 「……(絶句)」
ロイド「すまない、今この容姿のせいで女学院への潜入任務中でな、言葉遣いに気を付けなきゃならん……ならないのですおじ様」
成久 「……ロ、ロイド」
中略~
成久「本当だ……霊視すると確かに君の魂の姿が見える……しかし、本当に何が起こるか分からないな……浮世は」
ロイド「今の浮世で一番辛いのは、風呂とトイレだよ……」
かくして聖堂騎士アリサ(ロイド)は邪神の策謀にまみれた事件に関わってゆく事となる。
カードスラッシュ符術で朱雀を召喚する現代の魔術師《万人橋トオル》。物理世界をハッキングする女子中学生、黒影の末裔《鈴花雷華》。旅する変身ヒーローシルバリオンこと氷の魔人『風見十郎太』。
三人とアリサは力を合わせ事件解決へ向け奔走していく!
PC①のヒロイン(親友の娘)に対し、思わず興奮して親戚のおじさんみたいな接し方をするアリサ(ロイド)。
アリサ「おっきくなったなぁ!葉月ちゃん!(←親友の娘)」
葉月 「???……えっと、お会いした事があったでしょうか???」←(同世代の子にいきなりそんな事を言われて困惑している)
アリサ「すっごい美人になっちゃってもう、ああコレ好きだったでしょ?」
葉月 「??????……ええ、あの、昔は確かに凄い好きでしたけど……あの、あなたと父はいったいどういったご関係で?」
アリサ「いやぁ、ハハッ!ナリヤン(アダ名)とは裸の付き合いをした中だよ!」
葉月 「―――はだっ!?!?!?!?」
加速する成久への誤解!
現れる潜伏先の女学院中等部生徒の少女ハッカー雷華!
雷華 「アリサお姉様!!こんなところでお会いできるなんて!!」
アリサ「あ、あら?雷華ちゃん?き、奇遇ねウフフ」(嫌な汗が噴き出す)
向けられるPC①からの疑惑の眼差し――!
トオル「じ~~~」(この人、成久おじさんのなんなんだ?)
アリサ「~~♪」(目をそらす)
そうして勃発する黒幕との戦い!!!
引き裂かれる衣服!!!(セッション中のらくがき↓)

魂で見るとこう!

GM「いやぁアリサちゃん。超好みなんだけど何故か全然萌えないわ」
触手「ああ、俺もだよ」
そしてクライマックス!満身創痍の邪神の最期の猛攻が空間を凍てつかせ一行を襲う!!!
慣れないスカートに足をとられたアリサが風に煽られて床に叩きつけられ!転倒した彼女に竜のアギトの如き氷の牙が降りかかる!!!
――アリサが死を覚悟したその瞬間。
「―――平気かね、アリサ君」
そこにはアリサを噛み砕かんとする氷のアギトを両手両足を使い押し留める装甲に身を包んだ白銀のヒーローの背中があった。
アリサ「シ、シルバリオン!!!」
シルバリオン「ふん、この程度の闇の力で!」グググ……!
「この、銀聖装甲シルバリオンが破れると思うなよ!!」カッ!
全身を力強く広げて展開されたシルバリオンの障壁によって、完全に無力化され空間ごと粉々に砕け散る邪神の奥義!!
アリサ「か、カッコイイ……」
PL「wwwwこれもう絵的には完全に少女を救ったヒーローと恋する少女なのに……wwwwww」
GM「内面は童心にかえってるオッサンwwwwwwwwwwwwwww」
怯んだ邪神に畳みかけるように、PC①がデッキから護符をドロー!手首のカードリーダーにスラッシュして霊力結界内に領域を展開!!!雷華がカードリーダーに有線ジャックインしてリアルタイムでプログラムを加速!!
トオル「――出でよ、朱雀門!!!」
顕現する巨大な霊門、南方より出でたるは朱明の四神鳥。
邪神「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!?」
朱雀の浄化の焔によって瞬く間に邪神の絶対零度の領域は蒸発し、その本体が露わになる。
アリサ「ヘイ、イービル」
転倒状態のまま《烈風技》使用。尻もちをついた姿勢のまま回るようにスカートを翻し、股下から銀弾の銃口を定める。
アリサ「さっき見えたろ?(パンツが)」
「安くはない、……ですわよ?」
霊紋燃焼による物理超越を展開し、タレント《破神秘奥》を発動!ダイスは4466でクリティカル!ダメージは59点の物理ダメージ!物理法則を裏切って無尽蔵に乱射されるバチカン製の銀弾が邪神の胸を十字に穿つ。
邪神「ガッ!?」
弾を撃ち終えたアリサが邪神に背を向けて立ち上がり、スカートの埃を払う。邪神の胸の弾痕から白い光の筋が溢れ出した。光は邪神の肉体を砕きながら、内側から膨張を始める。
邪神「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
空間が白に染まる。
アリサ「――Amen」
アリサが十字を切る頃、邪神の姿は物理世界から跡形もなく消失していた。
エンディング、事件は終結しプレイヤー達はそれぞれの日常へと帰還する。正義のヒーローに安息はいらない、シルバリオンは助けを求める誰かの為に今日救った誰かの街を後にする。
雷華は事件の事後処理に追われながら息巻いている。改竄した報告とのすり合わせがまだ残っているのだ。
トオルは、救うことの出来た少女の命に笑みを浮かべた。彼女の人生はまだ、これからなのだ。
上司に情報改竄が微妙に漏れていたアリサはJPOP好きのバラライカみたいな女上司に、罰としてミニスカナース服で事件の事後報告をさせられていた。
屈辱にまみれた様子でスカートの裾をしきりに抑えながら報告する魂年齢42歳独身。
女上司「そうそう、今回の事件の被害者?(含み笑い)佐倉成久、回復したらしいわよ」
アリサ「本当ですかっ!!!(雄々しく)」
女上司「……」ジャッキン!(無言でアンチマテリアルライフルを構える)
アリサ「ほ、本当ですの?(可憐に)」
女上司「ええ、そうよ。今回の報告はこれでいいわ」
アリサ「はい、それでは失礼しますわ。お姉様」
ガチャリ、パタン
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおナリやああああああああああああああああああん!!!!」
町はずれの教会にて、アリサは友と再会を果たす。
アリサ「成久!!!もう身体はいいのか?」
成久 「ああ、ロイ――、……その恰好はいったい」
アリサ「え?あ、これは、あれだ。まだ治療が必要かと思ってな」←(勢いでそのまま来た)
成久 「ハハ、もう治療は必要ないよ」
アリサ「そうか、よっし」
軽口を叩きあったロイドは、まずは一撃、友の頬へ手加減なしの一撃を加える。
アリサ「この、馬鹿野郎が」
成久 「……すまなかった、ロイド」
アリサ「本当にお前ってやつは、本当に……」
そうして友の肩を抱いて号泣するロイド。
アリサ「ほんどによがっだなああああああああああああああああああ!!!」
成久 「ロイド……」
アリサ「おろろーーーーーーーーーーーーーーん(男泣き)」
成久 「本当に、ありがとう」
成久が心からの謝辞を口にした瞬間。
パリィン!!
成久 「なんだ?」
そこには教会の入り口で花瓶を落として絶句する愛娘と、困惑した表情を浮かべるトオルの姿があった。
トオル「な、成久おじさん……」
葉月 「……っ」(青ざめている)
成久 「いや、葉月、待ってくれ違うんだ、これは!」
どうみても父がミニスカナースと抱き合っているようにしか見えない。
葉月 「……お父様のっ……けだものぉっ!」ダッ!(外へと飛び出す)
成久 「おい!ちょっと誤解だ!?ロイド!ロイド離してくれ!!」
アリサ「おろろーーーーーーーーーーーーーーん(男泣き)」メキメキ!
成久 「力強っ!?待ってくれトオル君!これには誤解が――!!」
トオル「……―――くっ!」(見るに堪えないという感じに目をそらす)
成久 「違う!誰か!!」
「誰か私の話しを聞いてくれえええええええええええええええええええ!!!」
「おろろーん(号泣中)」 fin
こんな感じで神我狩初プレイは終了しました。出目をストック出来るシステムはかなり新鮮で面白く、感覚的にはNOVAの手札ストックに近い感じでした。
現代異能モノのプレイ感としては、ダブルクロスと違って力の根源がウイルスではないので、宗教色が強くロールできるシステムになっていて、とても楽しめました。主に魔術師側と教会側の対立をロールするのがヤヴァく楽しいです。神々を神々として出せるのはかなり良いです。かなり好きですこのシステム。
ただキャラクターシートにはかなり不満があります。
空前絶後にフリースペースが狭い、狭すぎる。やたら細かく身体特徴書く欄があるのが正直かなり邪魔でした。そこ潰して顔イラスト描くスペースがもっと欲しかったです。
神我狩、すでに重版されているようで売れ行きはかなり好調のようですね。私も買おうと思います!
仁義なきキャラ紹介①『東京タワーの男』
仁義なき自キャラ紹介②『毒を食らわば皿まで味付けしChina-YO☆』
おまけ
[2013/11/27 19:07:09] Aさん: アリサ描いた
[2013/11/27 20:10:21] 触手:え、マジ?
ファイルを開く↓

[2013/11/27 20:35:37] 触手: チックしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
[2013/11/27 20:35:42] 触手: どちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
[2013/11/27 20:35:49] Aさん: ん?
[2013/11/27 20:35:56] 触手: うらぎったなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

![]() | 武装伝奇RPG 神我狩 (Role&Roll RPG) (2013/08/23) 力造 商品詳細を見る |
『西の交差点』の管理人ワタカレ氏が先日『神我狩』を購入したので今日は公式で配布されているサンプルシナリオを回して遊んでみる事になりました。無論GMは持ち主です。げへへ、うめぇうめぇ。
シナリオ名>> 『ある魔術師の物語』
概要
ある街で頻発する謎の集団失踪事件――……。
天賦の才を持ちながら禁忌を犯した友。心を蝕む邪神、少女の哀しき依頼。
すべては絡み合いやがて真実へと収束する。
これは誰かの幸せを願った魔術師の物語。
これは宿命を背負った、神我狩の物語。
原文とはたぶん多少違いますがだいたいこんな感じのトレーラーでした。
初回なのでまずはサンプルキャラクターベースに回していくことになりました。用意されたサンプルは5つ。
PC①『現代の魔術師』
PC②『銀弾の聖堂騎士』
PC③『黒影の眷属』
PC④『破神の剣豪』
PC⑤『氷の魔人』
今回はPCが四人だったのでPC④の『破神の剣豪』を除く四つのサンプルキャラクターでプレイとなりました。開始時から我々は退魔忍と聞いてもうあのイメージに憑りつかれており、『銀弾の聖堂騎士』の名前を聞いた瞬間に最早私の脳裏には触手に絡みつかれた女騎士の姿がまざまざと浮かんでくる有様でした。
そうした私が選択するPCは必然的に『銀弾の聖堂騎士』以外残されていませんでした。
結果、生まれたのがこの子です。
『何も言わんでくれ、別に趣味でこういう格好してる訳じゃないんだ……、ですわ』




キャラ名 『 アリサ・L・君加瀬 』 性別:女 種族:人間 年齢17才 所属:教会
◆パーソナリティ
経緯:神社、仏閣、遺跡
霊紋の位置:首筋
霊紋の形状:斧
目的:仕事
感情①:ウラベ マサト(親近感)
正直、下ネタとかいっさいなく本当に聖堂騎士と聞いた瞬間にもう触手に陥落するパッツンの女騎士しか出てこなかった。故に私はすぐに聖堂騎士のハンドアウトをとったが中身はいっこうに定まらない。何故この少女は闇社会の幹部(中年)に親近感を抱いているのだろう???この時点では一切キャラ設定も練る事もままならないままシナリオが始まる。
本編が開始すると主人公の親戚の美少女(ヒロイン)がPC②の古い友人の娘という事が判明する。年齢は38歳。17歳の少女の古い友人としてはあまりにも歳が行き過ぎていた。
そうしてPC②アリサのシーンが始まる。どう考えても違和感がありまくりだ。どう考えてもこのPC②枠はオッサン枠だ。
オッサン……、オッサンならば。
シーンが始まると同時に私はモノローグを捲し立て始めた。
『男の名は聖堂騎士ロイド(42)。数多の戦場を駆け抜けた歴戦の勇士であり、敬虔なカトリック教徒でもある。だが彼は1年前、異郷の遺跡にて邪神の罠に嵌りあえなく命をおとした。……その筈だった。』

古い友に相談を持ちかけられるシーン。▼
ロイド「久しぶりだな、成久(←親友)」
成久 「ああ、久しぶりだなロイ……ッえ?」
成久 「え?……誰?(困惑)」
『だが……再び目を覚ました時!彼の肉体は何者かの霊的な伝奇的な力によって……16歳の可憐な少女の姿へと変貌していたのであった……!!』

ロイド「何も言わんでくれ、別に趣味でこういう格好してる訳じゃないんだ……、ですわ」
成久 「……(絶句)」
ロイド「すまない、今この容姿のせいで女学院への潜入任務中でな、言葉遣いに気を付けなきゃならん……ならないのですおじ様」
成久 「……ロ、ロイド」
中略~
成久「本当だ……霊視すると確かに君の魂の姿が見える……しかし、本当に何が起こるか分からないな……浮世は」
ロイド「今の浮世で一番辛いのは、風呂とトイレだよ……」
かくして聖堂騎士アリサ(ロイド)は邪神の策謀にまみれた事件に関わってゆく事となる。
カードスラッシュ符術で朱雀を召喚する現代の魔術師《万人橋トオル》。物理世界をハッキングする女子中学生、黒影の末裔《鈴花雷華》。旅する変身ヒーローシルバリオンこと氷の魔人『風見十郎太』。
三人とアリサは力を合わせ事件解決へ向け奔走していく!
PC①のヒロイン(親友の娘)に対し、思わず興奮して親戚のおじさんみたいな接し方をするアリサ(ロイド)。
アリサ「おっきくなったなぁ!葉月ちゃん!(←親友の娘)」
葉月 「???……えっと、お会いした事があったでしょうか???」←(同世代の子にいきなりそんな事を言われて困惑している)
アリサ「すっごい美人になっちゃってもう、ああコレ好きだったでしょ?」
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葉月 「??????……ええ、あの、昔は確かに凄い好きでしたけど……あの、あなたと父はいったいどういったご関係で?」
アリサ「いやぁ、ハハッ!ナリヤン(アダ名)とは裸の付き合いをした中だよ!」
葉月 「―――はだっ!?!?!?!?」
加速する成久への誤解!
現れる潜伏先の女学院中等部生徒の少女ハッカー雷華!
雷華 「アリサお姉様!!こんなところでお会いできるなんて!!」
アリサ「あ、あら?雷華ちゃん?き、奇遇ねウフフ」(嫌な汗が噴き出す)
向けられるPC①からの疑惑の眼差し――!
トオル「じ~~~」(この人、成久おじさんのなんなんだ?)
アリサ「~~♪」(目をそらす)
そうして勃発する黒幕との戦い!!!
引き裂かれる衣服!!!(セッション中のらくがき↓)

魂で見るとこう!

GM「いやぁアリサちゃん。超好みなんだけど何故か全然萌えないわ」
触手「ああ、俺もだよ」
そしてクライマックス!満身創痍の邪神の最期の猛攻が空間を凍てつかせ一行を襲う!!!
慣れないスカートに足をとられたアリサが風に煽られて床に叩きつけられ!転倒した彼女に竜のアギトの如き氷の牙が降りかかる!!!
――アリサが死を覚悟したその瞬間。
「―――平気かね、アリサ君」
そこにはアリサを噛み砕かんとする氷のアギトを両手両足を使い押し留める装甲に身を包んだ白銀のヒーローの背中があった。
アリサ「シ、シルバリオン!!!」
シルバリオン「ふん、この程度の闇の力で!」グググ……!
「この、銀聖装甲シルバリオンが破れると思うなよ!!」カッ!
全身を力強く広げて展開されたシルバリオンの障壁によって、完全に無力化され空間ごと粉々に砕け散る邪神の奥義!!
アリサ「か、カッコイイ……」
PL「wwwwこれもう絵的には完全に少女を救ったヒーローと恋する少女なのに……wwwwww」
GM「内面は童心にかえってるオッサンwwwwwwwwwwwwwww」
怯んだ邪神に畳みかけるように、PC①がデッキから護符をドロー!手首のカードリーダーにスラッシュして霊力結界内に領域を展開!!!雷華がカードリーダーに有線ジャックインしてリアルタイムでプログラムを加速!!
トオル「――出でよ、朱雀門!!!」
顕現する巨大な霊門、南方より出でたるは朱明の四神鳥。
邪神「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!?」
朱雀の浄化の焔によって瞬く間に邪神の絶対零度の領域は蒸発し、その本体が露わになる。
アリサ「ヘイ、イービル」
転倒状態のまま《烈風技》使用。尻もちをついた姿勢のまま回るようにスカートを翻し、股下から銀弾の銃口を定める。
アリサ「さっき見えたろ?(パンツが)」
「安くはない、……ですわよ?」
霊紋燃焼による物理超越を展開し、タレント《破神秘奥》を発動!ダイスは4466でクリティカル!ダメージは59点の物理ダメージ!物理法則を裏切って無尽蔵に乱射されるバチカン製の銀弾が邪神の胸を十字に穿つ。
邪神「ガッ!?」
弾を撃ち終えたアリサが邪神に背を向けて立ち上がり、スカートの埃を払う。邪神の胸の弾痕から白い光の筋が溢れ出した。光は邪神の肉体を砕きながら、内側から膨張を始める。
邪神「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
空間が白に染まる。
アリサ「――Amen」
アリサが十字を切る頃、邪神の姿は物理世界から跡形もなく消失していた。
エンディング、事件は終結しプレイヤー達はそれぞれの日常へと帰還する。正義のヒーローに安息はいらない、シルバリオンは助けを求める誰かの為に今日救った誰かの街を後にする。
雷華は事件の事後処理に追われながら息巻いている。改竄した報告とのすり合わせがまだ残っているのだ。
トオルは、救うことの出来た少女の命に笑みを浮かべた。彼女の人生はまだ、これからなのだ。
上司に情報改竄が微妙に漏れていたアリサはJPOP好きのバラライカみたいな女上司に、罰としてミニスカナース服で事件の事後報告をさせられていた。
屈辱にまみれた様子でスカートの裾をしきりに抑えながら報告する魂年齢42歳独身。
女上司「そうそう、今回の事件の被害者?(含み笑い)佐倉成久、回復したらしいわよ」
アリサ「本当ですかっ!!!(雄々しく)」
女上司「……」ジャッキン!(無言でアンチマテリアルライフルを構える)
アリサ「ほ、本当ですの?(可憐に)」
女上司「ええ、そうよ。今回の報告はこれでいいわ」
アリサ「はい、それでは失礼しますわ。お姉様」
ガチャリ、パタン
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおナリやああああああああああああああああああん!!!!」
町はずれの教会にて、アリサは友と再会を果たす。
アリサ「成久!!!もう身体はいいのか?」
成久 「ああ、ロイ――、……その恰好はいったい」
アリサ「え?あ、これは、あれだ。まだ治療が必要かと思ってな」←(勢いでそのまま来た)
成久 「ハハ、もう治療は必要ないよ」
アリサ「そうか、よっし」
軽口を叩きあったロイドは、まずは一撃、友の頬へ手加減なしの一撃を加える。
アリサ「この、馬鹿野郎が」
成久 「……すまなかった、ロイド」
アリサ「本当にお前ってやつは、本当に……」
そうして友の肩を抱いて号泣するロイド。
アリサ「ほんどによがっだなああああああああああああああああああ!!!」
成久 「ロイド……」
アリサ「おろろーーーーーーーーーーーーーーん(男泣き)」
成久 「本当に、ありがとう」
成久が心からの謝辞を口にした瞬間。
パリィン!!
成久 「なんだ?」
そこには教会の入り口で花瓶を落として絶句する愛娘と、困惑した表情を浮かべるトオルの姿があった。
トオル「な、成久おじさん……」
葉月 「……っ」(青ざめている)
成久 「いや、葉月、待ってくれ違うんだ、これは!」
どうみても父がミニスカナースと抱き合っているようにしか見えない。
葉月 「……お父様のっ……けだものぉっ!」ダッ!(外へと飛び出す)
成久 「おい!ちょっと誤解だ!?ロイド!ロイド離してくれ!!」
アリサ「おろろーーーーーーーーーーーーーーん(男泣き)」メキメキ!
成久 「力強っ!?待ってくれトオル君!これには誤解が――!!」
トオル「……―――くっ!」(見るに堪えないという感じに目をそらす)
成久 「違う!誰か!!」
「誰か私の話しを聞いてくれえええええええええええええええええええ!!!」
「おろろーん(号泣中)」 fin
こんな感じで神我狩初プレイは終了しました。出目をストック出来るシステムはかなり新鮮で面白く、感覚的にはNOVAの手札ストックに近い感じでした。
現代異能モノのプレイ感としては、ダブルクロスと違って力の根源がウイルスではないので、宗教色が強くロールできるシステムになっていて、とても楽しめました。主に魔術師側と教会側の対立をロールするのがヤヴァく楽しいです。神々を神々として出せるのはかなり良いです。かなり好きですこのシステム。
ただキャラクターシートにはかなり不満があります。
空前絶後にフリースペースが狭い、狭すぎる。やたら細かく身体特徴書く欄があるのが正直かなり邪魔でした。そこ潰して顔イラスト描くスペースがもっと欲しかったです。
神我狩、すでに重版されているようで売れ行きはかなり好調のようですね。私も買おうと思います!


おまけ
[2013/11/27 19:07:09] Aさん: アリサ描いた
[2013/11/27 20:10:21] 触手:え、マジ?
ファイルを開く↓

[2013/11/27 20:35:37] 触手: チックしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
[2013/11/27 20:35:42] 触手: どちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
[2013/11/27 20:35:49] Aさん: ん?
[2013/11/27 20:35:56] 触手: うらぎったなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

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キミもスーパーウルトラセクシィヒーロー!
さて、最近TRPGの話題が減ってきているので、ここいらでキャラクター紹介をしてみたいと思う。
今回紹介するのはTRPGで「特撮ヒーロー」をやってみたと言うキャラである。
登場システムは「神我狩」なお、小生はコレを「カンガルー」と読んでしまい周りの失笑を買ったのは秘密だぞ!
さて、そんなお間抜けな小生だが、今回も最後までお付き合い願いたい。
- 2013/12/09(23:19)
- 改庵風流記