このキャンペーンシナリオ「涙目のバロール」はシナリオと並行して実際のプレイ音声を掲載しています。
涙目のバロール第一話①リンク
今回は情報収集シーンになります。関係ないですが先日我が家でダブルクロスのセッションをしたのですが、私のPCの触手空手家の高校生が窓ガラスを突き破って敵エージェントを追うシーンでおもっくそ天井に頭を強打しました(私が)。
あんなところに天井があるなんて、畜生。ちなみにこのブログの軍師Aさんが初めてダブルクロスをしました。キャラクターは頭が縦に割れてそこからショベルカーのアームが伸びる(ATM)万引き女子高生でした。完全にイっちまってるよあの野郎。
警官を中心とした大人グループと生徒間の軋轢は日増しにその強さを増している。いつまでも救助を待ち続ける両者に痺れを切らした君達は独自の調査を開始した。
情報収集シーンBGM:推理
安全地域 情報:UGN/深間市 難易度9 街の現状と周辺情報。
蛍の光後の時間 情報:噂話 裏社会9 五時半以降の街の様子。
街に飛び交う噂 情報:噂話 難易度9⇒12⇒15 街に飛び交っている現状を巡る不確定な噂。
その他 難易度7⇒9⇒12⇒15 プレイヤーの調べたい事を内容に応じて難易度を設定する。
実際のプレイの様子
情報収集←クリックで音声を再生。 情報シーンになります。今回の情報収集ではプレイヤーが情報収集に成功すると家に帰宅する、或いはヘリの残骸を見つけるトリガーシーンが挿入されます。PC②ヒコだけは今回、浸食率の影響でシーン登場を自重しています。
ちなみに情報項目ですが、別紙に項目と目標値を一枚プリントして卓の真ん中に置いてあげるとプレイがかなりスムーズになります。
※【最初にいずれかの情報を抜いた際に出す深間市の基本情報】 人口約8万。主な農産物は御影茶、加賀見梨など
深間駅周辺は、戦時中は日立航空機工場などがあった。第二次世界大戦中三回に渡る爆撃を受け工場地帯は壊滅。戦後しばらくこの地帯は米軍の『深間キャンプ』となったが、昭和47年に返還された。
当時は基地一帯を緑の芝生が覆っていたが、返還後長らく鉄条網に囲まれていた為荒廃が進んだ。
現在でも御影中学校の東側にその荒廃の名残が見受けられる。
(それら戦禍の残滓は、子供達の間で小さな噂となって町に潜んでいる)
御影茶キャッチフレーズ
「美味しいお茶は、貴方のおかげ 御影茶」 安全地域 情報:UGN/深間市 難易度9 街の現状と周辺情報。
【安全地帯】
・御影高校 ・御影中学校 ・森本ビルディング ・市民ホール
【周辺情報】
・深間商店街(日中だけ物資を回収する為に住民が集まっている) ・地下鉄(電気は通っているようだが、降りた人間が戻って来ないため近寄る者はいない)
実際のプレイの様子
安全地帯の情報←クリックで音声を再生。 ▽PC④イワンが達成値12で安全地帯の情報を抜きます。この情報を抜いた事で、街の現状がある程度把握出来るようになりました。
ちなみに深間市は実際のある街をモデルに割と細かに設定を作り込んであります。
ヘリの残骸←クリックで音声を再生。
▽続く痕跡発見の知覚判定にも成功したイワンは、黒沢の残したと思われる機関砲を入手します。しかし、当の本人の姿はありませんでした。
ちなみに↑のイラストはキャンペーン初期に肉影氏が用意した設定を元に私が描いた顔ですが、「あまりにもロシア人過ぎる」との意見で没になりました。ぐぬぬ。
蛍の光後の時間 情報:噂話 裏社会9 「化け物はあの時間に現れては街中を彷徨い、どうやら明け方には消えるらしい。」 達成値12以上
「マネキン達は聖凛学園を中心に溢れ出してくるようだ」
実際のプレイの様子
蛍の時間~ノボルの帰宅←クリックで音声を再生。 ▽PC③は悠々と情報を入手。その後、一度自宅の様子を見に戻るシーン。ここでは彼等の帰るべき場所が消失しているという現実を演出しました。こういった場面を差し込むのはプレイヤーがこの先行動理由を見失った際の布石になります。
街に飛び交う噂 情報:噂話 難易度9⇒12⇒15 「街の工場区画で以前から怪しい実験をしているという噂があった」「森本ビルディングの廃テナントが地下で旧日本軍の秘密基地に通じているという噂」「二足歩行の兎が歩いていた」「地下鉄を降りた連中が帰ってこない」
難易度12
「警察所で大柄な軍人を見かけた」NPC青木英治 Or 緑川椎奈 登場。(ジェラルミンシールド Or スナイパーライフル入手)
難易度15
「御影中学校に銀髪の美しい少女が居るらしい」プラチナ登場。(プロジェクトAliceについて匂わせる)
その他 プレイヤー達が気になる情報 難易度7⇒9⇒12⇒15 自宅に向かう追加シーン ⇒PC④を除く
PC①⇒友人達との写真を入手(思い出の一品入手)
密室で【友達の友達】出現。
ヘリの墜落場所 ⇒PC④専用 知覚判定 難易度8 『周辺に黒沢隊長の交戦した形跡を発見』(チェインガンを入手)
実際のプレイの様子
街の噂←クリックで音声を再生。 生き残った人々は思い思いの言葉で街の現状を語ります。世界をひっくり返したような街には、幼い頃彼等を取り巻いていた荒唐無稽な噂や伝説が、ひっそりと街の底から零れ落ちて来ます。
▽ここでPC①ミキトが達成値10で最低限の情報を抜きました。達成値次第ではバラバラになった《インビジブル9》の二人や、オーケストラセルのもう一人のエージェントとも邂逅する可能性がありました。シナリオ自体に明記はしていませんが、ここで彼等と出会っていたら二話目以降のシナリオがかなり変化したように思えます。
ミキトの帰宅~友達の友達←クリックで音声を再生。 ミキトはここで思い出の一品とともに、《友達の友達》と遭遇します。
ちなみに↑のイラストは私の描いたミキトなのですが一話目が終わった後に「こんな感じか?」と描いたのですが全然こんな感じじゃなかったので没に。むぎぎ。
調達シーン トリガーイベント
森ビル:地下街にでんと店を構える怪しい一帯。
「占い、ファンシーショップ 東京タワー屋」BGM:ルブラン様はなんでもアリ
「東京タワー屋へようこそ」
「俺は本場テキサス生まれの占い師、テリィ・ファンキーだ」
「ひとつ、占ってやろう……、ふむアルカナはタワーの正位置か」
「権威の崩壊、混沌を暗示している」※タロットに使ってるのはトレーディングカード『東京タワー百景』全部タワー。
基本情報の3つが抜けたらクライマックスへ移行。
実際のプレイの様子
自キャラ紹介①【東京タワーの男】リンク
東京タワー屋へようこそ!←クリックで音声を再生。 閉鎖された街で、どうやって武器アイテム欄にあるロケットランチャーやらなんやらを調達させるか考えた結果がこの東京タワー屋です。以降、何処にあるのか思いつかないようなアイテムや、PC達(主にノボル)が暇な時に立ち寄る行きつけの店になりました。
調達シーン←クリックで音声を再生。 結局彼等はこの後も20分くらい(実プレイ時間)お好み焼きを食いながらこの店でダベッていました。ノボルがひたすらお好み焼き量産を指示し、涼が作り、なんか味覚がイカレているイワンがメキシコ産のヤバイソースを食事にかけてスパークしたり、兵器と化したお好み焼きを本田処理しようとして爆発したり、購入判定に失敗したミキトがテリィに絆創膏代わりに女子高生のプリクラ出され、
ミキト「何これ?」 テリィ「? JKのプリクラ」 ミキト「映ってる子は可愛いけど心の力しか回復しねぇよ!!」←瀕死 テリィ「御盛んなお年頃で!」 ミキト「やかましいわっ!」 ルイ 「お……おさかん」(赤面) など色々あり。 テリィ「こうして子猫ちゃん達はチーターになってゆくのだなぁ」と、訳の分からない事を呟いたりしたしつつお腹いっぱいになったPC達は東京タワー屋を後にしました。
次回はクライマックスです。
関係ないですけど、同僚が今日「俺、いつかたこ焼きBAR作るんだ……」って言ってました。
だから私は今、雨の中、銀だこへ走る。
スポンサーサイト