涙目のバロール第一話⑤【ミドルフェイズ Ⅰ 】
- 2013/09/30
- 13:40


今回は《高校生達の覚醒シーン》になります。色々GMとして到らない部分も多いですが、あえてシナリオは当時の状態からいじらずに掲載していきます。今回は想定してないPL発言に微妙に翻弄される私の不様な姿があります。ぎぎぎ。
シーン8 PC①~③ +④
高校生達は自覚はないが既に半覚醒状態にある、本覚醒きっかけは言うからそこで演出してもらう。
GM『尚このシーンの途中からPC④合流する、かっこよく現れて下さい』全員侵食値振り
君達の背後の曲がり角から、かちゃりと音がした。
見に行くと、腕時計が落ちている。
涼「なんだ?時計……おいおいおい、何だよこれ」
人気のない大通りの先に点々と落ちている、財布やバッグ、倒れた自転車、衣類。電柱にぶつかって半壊した無人のパトカー。
GM『このタイミングで常備化してる武器や装備を整えてください』※調達判定も行える。
迷子の小学生(たかし)泣いている。「わかんないよぉ、ママどこお」
実際のプレイの様子


再び流れ始める蛍の時間、日常の象徴のような曲を乱して使う事で異常を演出します。ノイズしか吐き出さないラジオとか最高ですよね(小並み感)。ここで自分達よりも明確に弱い存在を出す事でPL達に「護る」ムーブを無意識に促す補助をします。
適当なタイミングでBGM:蛍の光を流し、ノイズ混じりにBGM止め
前方の曲がり角からまた、かちゃりと音がした。
君達が近付こうとすると、かちゃり、かちゃりとまた音がした。
角から、錆色のマネキンのようなものがこちらを覗いている。
それがどこかぎこちない動きで通りの中央に飛び出すと、呼応するように周囲の家々や通りから同じような錆色がかちゃかちゃかちゃかちゃと溢れ出して来る。
壁を背に取り囲まれる君達。たかしガン泣き。
いっせいに飛び掛ってくるマネキン、もう駄目かと思ったその時。
ズンと、上空から女子高生が落ちてくる。
一陣の風が吹いた。四方に吹き飛ぶマネキン達。
BGM:AAA
「大丈夫?」
それは君達のよく知る声だ。
「話は後で、皆逃げて!」
風を纏った漆黒の篭手でマネキンをぶん殴って蹴散らすルイ。
それでもカバーしきれないマネキン達が君達を襲う!その瞬間!諸君の内側から力が爆発する!
PCの覚醒演出。
たかし「ライダー!」涼「お前ら何じゃそりゃ!?」ルイ「まさか皆まで……」
実際のプレイの様子


このシーンでようやく高校生達が異能に覚醒する。またPC④もついに合流を果たす。どうせならカッコイイ曲の中でカッコよく演出してもらいたかった。トランス系はこういった場面と非常に相性が良いように思える。
一通り、覚醒したら逃げ道がなくなる。
GM『じゃあPC④颯爽と登場してくれ。君の登場で退路ができるから』
PC④は自分が降り立ったビルに逃げるのに使えそうな車があるのを思い出す。(そんな遠くにはないけど川を越える必要がある)
君達は追っ手をかわしながら川向こうのビルへと向かう。
橋の上、渡りきったところで上から四方からマネキンがゾロゾロと這い出てくる。マネキンに驚いたタカシがあろうことか川に落ちる。
(何か使えそうなエフェクトを尋ねる。)
「じゃあその瞬間涼が俺を投げろと目で合図してくる。」(白兵が一番高い1か2に対して)>目標値 肉体:白兵で8以上。
成功時↓
涼「リバーン!」マネキンの頭上を越えて川に飛び込む
大挙してくる錆色の群れに視界は遮られる。その背後から「大丈夫!タカシも無事だ!あとでビルでおちあおうおおおおおおおおおおお」←流れてる ザアアアアアアアアアアア(タカシ生存脱出ルートへ)
失敗時↓
涼「くそ、何処だ!?」大挙してくる錆色の群れに視界は遮られる。その背後から「お前ら、タカシは俺が探し出す!早く先に行け!!!向こうで、落ち合うぞおおおおおぉぉおおおおぉ」←流れてる ザアアアアアアアアアアア(タカシ行方不明ルートへ)
※PCの誰かが救出に向かった場合、次の戦闘シーンに不参加。涼がエキストラとして戦闘に登場。後に合流シーンを生成する。←≪正直だるいので、ゴリ押しでも涼を投げさせたい≫
実際のプレイの様子


全員で市街を駆け抜けるシーンです。正直ダブクロ経験が浅すぎて短慮過ぎたシーン。ソードワールド1をひたすらプレイしてきた私にとっては飛行はソーサラー5Lvからだったんです。PC①の「いや、俺がいける!」発言に内心肝が冷えた。今思うともう少し融通を効かせてあげてもよかったと思います。
通りを抜け、もうビルは目の前だ。
その時、「ふむ。何かねこの騒ぎは」
君達前に立ち塞がる、獅子のような金髪の男。
「ゾロゾロとこれはまた品がないな、UGNの男よ」
無視して通り抜けようとする、立ち止まるなど するとどこからともなく銀髪の青年が登場。
「マスター、この様子では何かイレギュラーが起きているのではないでしょうか?」
レオ「ままならないものだな、息子よ」
突然シルバーはPC3に歩み寄って「ああ、よく無事で怪我はありませんか?ああ、あちこち擦り剥いて……どうぞこれを」【応急手当キット】を渡される。
「何の心配も要りません、あなたは私達の家族になるのですから」
(レオニードも「えっマジで?」って顔してる)
レオニードはルイを見て「……む?何故君がここにいる」 ルイは何の事かさっぱりといった様子。
「うむ。まあ、何にせよ立ち話をするにはこの場所は少し何だな。オーディエンスが多過ぎる」
ルイとPC3以外に殺気をぶちまけながら。
「では諸君、唄おうか?」
実際のプレイの様子


このシーンで初めて、全6話+1話のキャンペーン通しての因縁の敵と初めての邂逅を果たします。

次回は初めての戦闘シーンになります。
先日から二つ!このサイトにリンクが増えました!かんぴょうさんの

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ちなみに私が赤裸々に使っているシャンプーはいち髪です。(ドヤ顔)
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